広島県は1日、県立神石三和病院(神石高原町)で60—90代の入院患者8人と、職員8人が嘔吐(おうと)や下痢を訴え、このうち90代の女性患者が1月27日に死亡し、ノロウイルスが検出されたと発表した。ほかの人の症状は軽いという。
県によると、直接の死因は衰弱や消化管出血だが、ウイルスによる感染性腸炎が影響した可能性もあるという。
女性は昨年10月から心不全などで入院。今年1月25日に下痢を発症した。ほかの患者2人からもウイルスが検出された。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090201-OHT1T00145.htm