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2009年02月01日(日) 20時47分

<強風>東京でも20.6m 架線にビニールも相次ぐ毎日新聞

 1日、低気圧が発達し冬型の気圧配置が強まったため、各地で風速20メートル前後の強い風が吹き、交通機関に影響が出た。

 気象庁によると午前6時ごろ、千葉県銚子市で最大瞬間風速22メートルを記録したほか、東京都大田区で午前9時40分ごろ20.6メートルを観測。このほか横浜市19.2メートル(午前8時50分)▽千葉市19.5メートル(午後0時20分)。

 午後2時10分ごろ千葉県市川市のJR武蔵野線市川大野−東松戸駅間で、架線にビニールが絡みついているのを、走行中の電車の運転士が見つけた。撤去作業のため、約1時間運転を見合わせ上下9本が最大55分遅れ、3000人に影響した。JR東日本によると、ビニールは農業用で長さ5メートル、幅1メートル。強風で飛ばされてきたとみられる。

 同25分ごろには、千葉県松戸市のJR常磐線松戸−北松戸駅間で上り線の架線にビニールが絡みつき、上下5本が最大20分遅れ、4000人に影響が出た。また、午前5時半ごろ、JR宇都宮線で栃木県大田原市の風速が規制値を超え、上下20本が運休した。【山本将克、浅妻博之】

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