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2009年02月01日(日) 19時56分

元若ノ鵬、寂しい「断髪式」=大相撲時事通信

 大麻問題で日本相撲協会を解雇された元若ノ鵬(20)=ロシア出身=の「断髪式」が1日、東京都内のホテルで行われた。報道陣の取材を拒否したが、代理人の弁護士によると、同郷の友人ら約20人がまげにはさみを入れた。
 若ノ鵬は、大いちょうを切り落とされる瞬間、涙目になり「ただただ、悲しいだけです」と話したという。
 幕内で活躍した力士の断髪式は、師匠をはじめ同僚の力士、ファンらに囲まれて華やかに開かれることが多い。しかしこの日、現役の角界関係者はいなかった。若ノ鵬は金銭的に困窮していたことも明らかになっている。やはり大麻所持の代償は大きかったようだ。 

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