2009年02月01日(日) 19時31分
「渡り」廃止へ政令見直し検討を…公明・北側幹事長(読売新聞)
公明党の北側幹事長は1日のNHK番組で、退職した国家公務員が天下りを繰り返す「渡り」のあっせんを例外的に認めた政令について、「麻生首相が(あっせんを)認めないと明言したので、この問題は解決したと思うが、より国民に分かりやすくするためには、政令の廃止や修正の話が出てくると思う」と述べ、廃止も含めて見直しを検討すべきだとの考えを明らかにした。
ただ、自民党の細田幹事長は同番組で「首相が明確に渡りをやめると言ったので、決着だ」とし、政令見直しには否定的な見解を示した。
一方、細田氏は衆院解散・総選挙の時期について、「3月いっぱいで(来年度予算案も含め)ほとんどの懸案が解決する。そうなると、『この成果を民意を問うたらどうか』という空気が出てくる」と述べ、2009年度予算案と関連法案の成立直後にもあり得るとの見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000036-yom-pol