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2009年02月01日(日) 19時13分

<北側公明幹事長>「渡り」政令問題で自民より厳しい姿勢毎日新聞

 公明党の北側一雄幹事長は1日、NHKの討論番組で、官僚OBが天下りを繰り返す「渡り」について「麻生太郎首相が『認めない』と明確に言ったことで一つの結論が出たが、より分かりやすくするには当然、政令の廃止や修正という話は出てくる」と述べた。一方、自民党の細田博之幹事長は「首相がやらないと言えば終わりだから、問題はすべて解消している」と述べ、政令の撤回や見直しに慎重姿勢を示した。

 北側氏の発言は、国家公務員の天下りに国民の批判が強いことを考慮し、自民党より厳しい姿勢を示すことで、党の独自色を出す狙いがあるとみられる。【犬飼直幸】

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