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2009年02月01日(日) 18時44分

2日に若麒麟を処分=相撲協会が理事会時事通信

 日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で理事会を開き、大麻取締法違反容疑で逮捕された十両若麒麟容疑者(25)=本名鈴川真一、兵庫県出身、尾車部屋=の処分を決める。同容疑者は1月31日に師匠を通じて引退届を提出したが、相撲協会ではこれを受理するかどうかを含め判断を保留。2日の理事会で話し合うことにした。
 やはり大麻の所持容疑で逮捕された元若ノ鵬と、相撲協会が実施した大麻の尿検査で陽性反応を示した元露鵬、元白露山の3人はいずれも解雇されており、若麒麟容疑者への処分も同等かそれ以上となる見通し。解雇より重い除名とする場合は役員、評議員、横綱、大関のうち4分の3以上の特別決議が必要となる。
 同日夕からは再発防止検討委員会(同日付で「生活指導部特別委員会」に改称予定)を開き、今後の対策などを協議する。 

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