キリル新総主教が即位＝大統領ら祝福−ロシア正教（時事通信）

2009年02月01日(日) 17時28分

　【モスクワ1日時事】ロシア正教会の最高指導者、総主教の即位式典が1日、モスクワの救世主キリスト大聖堂で行われ、キリル府主教（62）が第16代総主教に就任した。
　式典は荘厳な聖歌で始まり、伝統にのっとりキリル府主教が大聖堂内の宝座に3度座る儀式を行い、総主教に即位した。聖職者らがギリシャ語で「アクシオス！」（「ふさわしい」の意）と唱和し、新総主教をたたえた。
　式典にはメドベージェフ大統領夫妻、プーチン首相ら政府首脳のほか、東方正教の各教会代表の聖職者、信者ら約4000人が参列した。ローマ法王庁も代表を派遣した。　

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