オーストラリア・ケアンズのミラミラ小学校の児童約150人が作った折り鶴約1000羽が31日、広島県海田町国際交流協会を通じて、広島市中区の平和記念公園にある原爆の子の像にささげられた。
協会の中高生7人が公園を訪れ、昨年12月に届いた折り鶴を、像の近くにある展示台に掛けた。
昨夏、協会の中高生10人が5日間、ミラミラ小を訪問し交流。折り鶴に生きる希望を託して12歳で亡くなり、像建立のきっかけとなった佐々木禎子さんの話をした。同小の児童は約3カ月かけて鶴を折り、協会に郵送して託した。
【写真説明】ミラミラ小の児童が作った折り鶴をささげる広島県海田町国際交流協会の中高生