韓国から研修生を受け入れている三次市君田町の君田温泉森の泉で31日、地元食材を使った韓国料理教室があった。森の泉が、韓国料理のメニューの提供や特産品化の参考にしようと企画した。
森の泉内の農産物加工所メンバーなど16人が参加。韓国の又松情報大(大田広域市)で料理を教えている日本人教授渡辺秀史さん(60)から、白菜キムチとキムチ鍋の作り方を学んだ。
森の泉を運営する君田トエンティワンの古川充常務(55)は「韓国料理を取り入れたメニューの提供や、キムチの特産品化に取り組みたい。今後も韓国人研修生を受け入れ、市民レベルの交流を続けたい」と話していた。
【写真説明】渡辺さん(右端)からキムチの作り方を学ぶ参加者