広島大大学院文学研究科は31日、東広島市の同大サタケメモリアルホールに広島交響楽団を招き、毎年恒例の無料コンサートを開いた。約500人の市民が、木管五重奏を楽しんだ。
広響のメンバーは最初にフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの特徴を分かりやすく解説。ハイドンやメンデルスゾーンの曲に加え、歌謡曲の「時の流れに身をまかせ」など約15曲を演奏した。
広響コンサートは、同研究科の広報・地域貢献活動の一環で5回目。同大交響楽団の女子学生4人も弦楽四重奏を披露した。
【写真説明】美しいハーモニーで観客を引きつけた広響の木管五重奏