2009年02月01日(日) 16時06分
寒風に揺れ、白く甘く…小豆島でそうめん作り本格化(読売新聞)
小豆島特産の「寒製手延べそうめん」作りが本格化している。
昨夏は猛暑で注文が殺到したため、小豆島手延素麺(そうめん)協同組合(三木義忠組合長)は17年ぶりに生産調整を解除。昨年より約180トン多い約3000トンを目標に、3月末まで作業が続く。
香川県土庄町伊喜味、そうめん製造業中岡健吾さん(37)の作業場では、専用の台につるされて細く均一に延ばされた生地が天日干しされている。寒風にさらすことで甘みが増し、白く美しく仕上がるという。
「寒さも味を決める」と中岡さん。この時期は生地が自然に縮むため、めんの伸縮を調整する塩の量を減らせるといい、「作業はラストスパート。もうひと頑張りです」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000030-yom-soci