2009年02月01日(日) 16時06分
浅野温子さん、古事記を語る…5月に京都の4神社(読売新聞)
女優の浅野温子さんが古事記を題材にした一人語り舞台「日本神話への誘(いざな)い」を5月、城南宮(京都市伏見区)、平野神社(同市北区)など京都府内4神社で開く。
京都公演は初めてで、八幡市の石清水八幡宮で31日に行われた記者会見で浅野さんは、「有名な神社が多い京都での舞台は怖いが、楽しんでもらえるよう一生懸命務めたい」と抱負を語った。
浅野さんは10年前、東京と大阪で初舞台を踏んだのをきっかけに舞台の面白さに魅せられた。「神話の持っている日本人の心を次世代に伝えたい」という浅野さんに、全国の神職でつくる「永職会」が協力。舞台は2003年10月に三重県の伊勢神宮で始まり、全国40か所で開かれている。京都公演で浅野さんは白いシャツとジーンズ姿で2話を熱演する。
会見に同席した城南宮宮司の鳥羽重宏さん(43)は「舞台から日本人の心の芯のようなものを感じ取ってほしい」といい、平野神社宮司の尾崎保博さん(61)は「浅野さんの語りが言霊(ことだま)となって人々の心に伝わるのでは」と期待していた。
舞台の開始時間、演目、料金は未定。問い合わせは各神社へ。開催される神社は次の通り。
▽5月2日・石清水八幡宮▽4日・城南宮▽6日・平野神社▽16日・籠(この)神社(宮津市)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000029-yom-ent