島根労働局は30日、島根県内で昨年10月から今年3月末までに失職する非正規労働者は23日時点で1588人(34事業所)と発表した。前回調査の昨年12月19日時点より13%増えた。また、内定取り消しが判明した県内の学生は2人から3人に増えた。
自動車部品や電子部品メーカーなど製造業を中心に期間満了による雇い止めや中途解除で契約を打ち切るケースが増加。労働局は「雇用調整の動きが止まっていない。雇用情勢の先行きは見えていない」としている。
内訳は、派遣社員740人(25事業所)▽期間工など契約社員250人(9事業所)▽請負461人(3事業所)▽パートなどその他137人(5事業所)。