全国一の漁獲量を誇るヤマトシジミをPRする宍道湖しじみ館が31日、松江市千鳥町の宍道湖畔にオープンした。シジミを「学ぶ」「食べる」「買う」がそろった初の総合施設で、初日から多くの観光客でにぎわった。
NHK連続テレビ小説「だんだん」の放映で松江のシジミが注目を集める中、土産店などでつくる協同組合松江名産センターが既存施設を改装。シジミの生態や料理法、宍道湖の環境などをパネルや映像で紹介するほか、シジミや加工品を販売する。
「だんだん」に登場する「シジミカレー」や、シジミを使ったハンバーガー(いずれも数量限定)なども味わえる。営業時間は午前9時—午後5時で、年末年始を除き無休。電話0852(21)5252。
【写真説明】しじみ館の展示スペースで生態を学ぶ家族連れ