宍道湖しじみ館が31日、松江市千鳥町にオープンした。NHK連続テレビ小説「だんだん」で松江やシジミに関心が高まっている好機に、関係者は特産シジミの一層の知名度向上を図ろうと意欲いっぱいだった。
土産店15社でつくる協同組合松江名産センターの内藤守理事長(71)は「漁獲量日本一のシジミは私たちの誇り。世界に冠たる施設ができた」と誇った。松浦正敬市長も「シジミを売り出すとともに松江ここにあり、をアピールしたい」と述べた。
しじみ館は松江名産センターを改装。1階の約560平方メートルのうち約170平方メートルを展示スペースにあてた。2階は今春にもシジミ料理の飲食店がオープンする予定。この日はシジミのみそ汁などが振る舞われた。
【写真説明】シジミのみそ汁が振る舞われたオープン記念式典