太田川朗読フェスティバル(実行委主催)が31日、広島県安芸太田町の川・森・文化・交流センターであった。同町や北広島町の児童、生徒たちが、お気に入りの1冊の一場面を心を込めて読んだ。
小学1年から中学2年まで23組63人が出場。うまく間を取ったり、抑揚を効かせたりして、落ち着いて朗読した。歌や動きを交えて読む子どもたちも。来場者約150人は目を閉じるなどして、物語のワンシーンを思い思いに想像していた。地元の戸河内小児童による朗読劇や人形劇もあった。
フェスタは安芸太田町の読み聞かせグループ「野うさぎ文庫」が中心となり、3年前から続いている。
【写真説明】心を込めて朗読する子どもたち