2009年02月01日(日) 14時38分
浅間山入山規制 長野県内自治体、防災無線で注意呼びかけ (産経新聞)
気象庁が1日、浅間山の噴火警戒レベルを引き上げたのを受けて、対象となった地域の各自治体は、住民への注意を呼びかけるなど対応に追われている。
長野県で対象となった市町村は小諸市、御代田(みよた)町、軽井沢町の3市町。
小諸市では、防災無線で市民に注意を呼びかけるとともに、市内に2カ所ある登山口を両方とも立ち入り禁止とした。
また、市営の火山館で勤務する職員を下山させた。同市総務課は、「今日は吹雪のため、登山者がいる可能性は低いが、山中に設置したスピーカーでも注意を呼びかける」としている。
御代田町では、対象となる地域が住民の居住地からは外れるため、現在は情報収集に当たっている。
軽井沢町でも、町内の防災無線で町民に注意を呼び掛けるとともに、町内にある鉄道駅に設置されている看板の表示を「レベル2」から「レベル3」に書き換えた。対象地域にある石尊山と小浅間山の2山についても入山規制した。
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