2009年01月30日(金) 12時59分
畠山被告控訴審、3月判決=検察側、改めて死刑求める−仙台高裁支部(時事通信)
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた畠山鈴香被告(35)=一審で無期懲役=の控訴審公判が30日、仙台高裁秋田支部(竹花俊徳裁判長)で開かれ、検察、弁護側が最終弁論を行い、結審した。判決は3月25日。
検察側は、畠山被告が控訴審で、米山豪憲君=当時(7)=殺害の動機を「思い出せない」などと陳述したことについて「これまで一貫して動機を話しており、全く記憶を喪失したとは信用し難い」と批判。「犯行の悪質さ、被告の非人間性、遺族の感情を考えれば死刑を選択するほかない」と改めて死刑を求めた。
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