勝浦市の勝浦港に29日、今年初のカツオが水揚げされた。
一本釣りされた約19トンは早速、東京・築地市場などに出荷された。
この日早朝、入港したのは、志摩の国漁協(三重県志摩市)所属の安市丸(118トン)。小笠原諸島西海域で操業し、3日がかりで運んできた。6〜7キロと大ぶりなものが中心で、浜値は1キロあたり350〜500円と昨年並み。魚市場では威勢のいい競りの声が響き渡った。
勝浦漁協によると、漁場が例年より遠く、勝浦港の水揚げは昨年より11日遅れたという。
勝浦漁協の池田俊彦営業課長(42)は「例年より漁獲量は少ないが、形はよく上等だ」と太鼓判を押す。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090116-754442/news/20090130-OYT1T00039.htm