Appleは、App Store内に新たなセクションを立ち上げ、より多くの売り上げをゲームディベロッパーにもたらす、プレミアムゲームタイトル専用コーナーを設ける計画を進めている可能性がある。
このうわさを最初に伝えたPocketGamer.bizの投稿ブログによると、新たなセクションには、おそらく約20ドルが最多販売価格帯となるゲームが並ぶことになる。
同セクションで販売されるゲームは、すでにApp Store上で多数のゲームタイトルを提供している、中小のゲームディベロッパーからの作品ではなく、大手ゲームパブリッシャーからの提供に限定される方針であると、同ブログは伝えている。
PocketGamer.bizは、Appleが新セクションの発表を行うのは、6月に開催予定のWorldwide Developers Conference(WWDC)となる可能性が高いとにらんでいる。
現在、App Store上では、1500を超える豊富なタイトルのゲームが提供されている。しかしながら、一部のゲームディベロッパーは、App Storeのオープンな市場とトップ100のランキングが利するのは、販売価格が安く、大量に配信されるアプリケーションに限られる傾向が強いとの不満を口にしている。
つまるところは、AppleInsiderが、iPhoneおよびiPod製品担当バイスプレジデントであるGreg Joswiak氏の発言を引用して伝えたように、App Storeの大きなメリットの1つには、低コストでも、市場での有力プレイヤーとして台頭可能な点が挙げられる。ゲームディベロッパーにとっては、一般大衆に広くゲームを販売する上で、App Storeならば、もはや(大手)ゲームパブリッシャーを必要とはしないことを意味しており、これは良いことだと、Joswiak氏は考えているという。
ゲームは、App Storeで提供されるアプリケーションの中でも、最も人気がある。ゲームは現在、App Store上での提供タイトルの、ほぼ25%を占めるまでになっている。(CNET Japan)
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