和歌山県かつらぎ町の酒造会社「野半の里」で一足早いひな祭りが始まり、展示室に飾られた秘蔵の大正びなが人目を引いている。4月30日まで無料で公開。
ひな壇の上段には本格的な檜皮(ひわだ)ぶきの御殿が置かれ、男女一対の内裏(だいり)びななどが並ぶ。5人ばやしの笛や太鼓の音が今にも聞こえてきそうな雰囲気。同社の7代目当主の妻が1925年に嫁いだ際に持参したものという。
「不景気だけに、晴れやかな姿をご覧になってうっとうしさを跳ね飛ばして」と担当者。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090130-OHT1T00235.htm