みずほフィナンシャルグループが30日発表した2008年4—12月期連結決算は、純損益が505億円の赤字に転落した。保有株式の下落で多額の損失を計上したほか、取引先企業の業績悪化で不良債権処理費用が急増したことが響いた。
株式等関連損失(連結)は1968億円。不良債権処理費用は傘下銀行合算で前年同期に比べて約1・9倍の2191億円に拡大した。
投資信託などの販売が不振で、本業のもうけを示す実質業務純益(傘下銀行合算)は26・1%減の4434億円となった。
今年3月期連結決算の純利益は当初予想の2500億円から1000億円へ下方修正した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090130-OHT1T00234.htm