2009年01月30日(金) 20時47分
若麒麟の現行犯逮捕、角界に激震…理事長「本当に情けない」(読売新聞)
不祥事からの再生を目指してきた大相撲にまたも激震−−。30日、元幕内力士で十両の若麒麟(25)(尾車部屋)が大麻所持の現行犯で逮捕され、日本相撲協会は、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)ら幹部が緊急会見を開くなど対応に追われた。
大麻汚染が日本人関取にも及んでいた事実を受け、再発防止を掲げる相撲協会は再び窮地に立たされた。
◆30日に行われた相撲協会の記者会見◆
−−原因はどこに
武蔵川理事長「私も聞きたいぐらい。二度とこういうことを起こしてはいけないと頑張っている中、本当に情けない」
−−今回は日本人だ
理事長「外国人か日本人かは、関係ない。罪ですから」
−−尾車親方との連絡は
理事長「電話が来て、『大変申し訳ないことをしました』と言っていた」
−−協会の対応が甘かったのでは
理事長「甘いという考えもないし、厳しくやってきたつもり。それは分かってもらいたい」
−−若麒麟は昨年の簡易検査で(陽性の疑いが)残っていた
伊勢ノ海理事「専門の先生方が判断した結果。素人が言うことではなく、専門家の判断に従っているから問題はない」
−−広報部長として若麒麟の逮捕をどう思う
九重親方「きつねにつままれた感じ。まさかと思った。残念でならない」
−−大麻検査を改めて行う考えは
伊勢ノ海理事「今は特別に考えていないが、抜き打ちでないと効果がないので今後、検討する」
−−2日の理事会で処分を下す方針か
理事長「それまでに事実関係が出れば、話が出ると思う」
−−全力士に対して
理事長「ちゃんとした常識ある生活、行動をしなければいけない。それだけ」
−−協会の責任問題は
理事長「これからです。どういう責任を取ったらいいのか考えていく」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000073-yom-spo