2009年01月30日(金) 22時30分
ドコモ、2Gサービス「mova」を2012年3月末に終了(Impress Watch)
NTTドコモは、第2世代(2G)通信方式の携帯電話サービス「mova(ムーバ)」と通信サービス「DoPa」を2012年3月31日に終了すると発表した。
「mova」は、第2世代のPDC方式を使って1993年より、「DoPa」は、1997年3月より提供されてきた。「mova」の新規受付は2008年11月30日で終了しており、2008年12月末時点での契約数は666万600件となっている。一方、DoPaも2008年9月30日に新規受付を終了している。
movaとDoPaで利用する周波数帯は、総務省が示した方針により、使用期限が2012年7月24日までとなっている。ドコモでは、同時期までにmovaが終了するとの見通しを示していたが、今回、具体的な時期が明らかにされた。ドコモと同じく、PDC方式が主力だったソフトバンクでは、2010年3月末に2Gサービスを終了する方針。
movaとDoPaの終了により、デュアルネットワークサービスやショートメールなども同日に終了することになった。なお、DoPa位置情報サービスや三者通話サービス、デュアルネットワークサービスなどは2009年3月31日をもって新規受付を終了する。
なお、movaからFOMAへの契約変更では、事務手数料が無料となっているほか、一部機種の価格を割り引くキャンペーンが実施されており、ドコモでは今後3年間かけて、既存のmova・DoPaユーザーがFOMAへ移行するよう、ダイレクトメールなどで案内していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000059-imp-sci