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2009年01月30日(金) 22時30分

複数にわたるWebページを1ページにつなげるFirefox拡張機能「AutoPager」Impress Watch


 「AutoPager」は、複数ページにわたるWebページを1ページで表示できる「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」v1.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vista上の「Firefox」v3.0.5で動作を確認した。ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。

 GoogleやYahoo!などの検索結果ページでは、1ページに表示できる件数がオプションを変更しても最大100件程度となっている。また一部のニュースサイトなどでは、1つの記事を複数ページに分けて構成されており、読み進めるためには“次ページ”などのリンクをクリックする必要があるため少々煩わしく感じることがあるだろう。

 そこで本拡張機能を導入すると、本来クリックして表示させる次のページを、現在開いているページの下側につなげて表示してくれる。たとえばGoogleの検索結果ページの場合、2ページ目が現在のページの下に続けて表示される仕組みだ。さらに下へスクロールすると、3ページ目、4ページ目とどんどん次のページが表示されるようになる。

 「AutoPager」は、Webページを開いただけで次ページを先読みするわけではなく、画面下へスクロールした際に自動で次ページを表示してくれる。そのため、読まないつもりのページを先読みしてキャッシュが無駄に増えたり、Webブラウズが重くなるといった心配も少ない。

 なお本拡張機能は、「Greasemonkey」用に作成されたスクリプト「AutoPagerize」とほぼ同等の機能をもつ。「AutoPagerize」との違いは、Webページごとに機能をON/OFFできる点や、あらかじめ先に読み込んでおくページ数を設定できること。「Greasemonkey」を利用していない人や、Webページごとに細かく設定したい人は本拡張機能がお勧めだ。

【著作権者】Wind Li 氏

【対応OS】(編集部にてWindows XP/Vistaで動作を確認)

【ソフト種別】フリーソフト

【バージョン】0.4.0.2(08/12/24)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000052-imp-sci