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2009年01月30日(金) 18時33分

バンダイナムコ、発売間近!! 序盤のストーリーを公開DS「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」Impress Watch


 株式会社バンダイナムコゲームスは、2月5日に発売を予定しているニンテンドーDS用推理アドベンチャー「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」の最新情報を公開した。

 「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵」は、「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」2誌の創刊50周年に誕生するコラボレーションタイトル。両誌を代表する推理探偵作品である「名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」の登場人物たちが作品の枠を超えて共演する、本格派推理アドベンチャーゲーム。発売を間近に控えた今回は、ストーリー序盤の詳細と登場キャラクタの情報を中心に、前回紹介した「対決編」の情報を併せて紹介していく。

 本作のストーリーは、絶海の孤島「夕闇島」を舞台にしたオリジナルストリーとなっている。

 美佐の手紙に導かれて夕闇島の港に到着した金田一たち。

 しかし、そこに手紙を出した美佐の姿は見当たらない。フェリーの発着場まで迎えに来てくれるという約束だったのだが……金田一たちは、美佐から送られてきた手紙の住所を頼りに、彼女の家へと向かう事にした。とその前に……そこで、金田一は美雪から、ある物を手渡される。それは、小さなバッジだ。美雪がフェリーで拾った物らしい。

 住所を頼りにやって来ると、そこは、お土産屋だ。美佐はこのお土産屋で、住み込みの従業員として働いているらしい。すると、お土産屋の主人から、驚くべき事実が伝えられる。なんと、美佐は行方不明になっているというのだ。お土産屋の主人も心配している。最近、島で多発している“神隠し”の仕業ではないかと……。

 美佐の捜索を開始した金田一たち。島の各所を回りながら、島民や観光客などから、聞き込みを行なう。しかし、夕闇島についての情報以外、大した手掛かりは得られない(夕闇島は、25年前に炭鉱から巨額の財宝が発見されたのを機に観光地となり、島民たちの生活は現在に至るまで潤い続けているとの事)。

 探索中、郷土資料館を訪れると……フリーライターの笹山徹と遭遇。彼から、神隠し騒動について興味深い話を聞く事になる。なんでも、最近の神隠し騒動は、炭鉱から財宝が見つかった25年前……その時に起きた“ある惨劇”に由来するらしいのだ。しかし、島民の誰もがそんな話は知らないと答えるばかりで、笹山もお手上げのようであった。さらに笹山が言うには、炭鉱跡地に建てられた郷土資料館には、何かが隠されているそうだ。

 一日目の捜査を終え、郷土資料館に何かが隠されていると直感した金田一は夜中郷土資料館に忍び込む。中を捜査している途中金田一は突然意識を失ってしまう……。

 その後、金田一はある場所で目を覚ました。そこはかつて炭鉱で栄えた25年前の夕闇島の姿そっくりの島だった……。「いったいここはどこだ……」困惑する金田一の手には小さな紙切れがあった。「夕闇島を25年の呪いから解放して」そこに書かれた言葉。それの意味するところとは……?

 島の探索を始め、お土産屋通りに向かった金田一。だが、そこには、お土産屋などなく、寂れた長屋が軒を連ねていた。すると、そこで汚れた格好の男に声をかけられる。「何してんだ! もうみんな炭鉱に行ったぞ! お前も早く行け!」炭鉱……? 金田一は半信半疑ながらも、男の後についていく。

 すると、そこには……現在も稼働中の炭鉱があったのだ。一体、ここはどこなんだ?

 そんな中、金田一は施設の倉庫に“妙な男”が閉じ込められているとの話を耳にする。


 さっそく倉庫へと向かった金田一。そこで、案の定、金田一と同じく、この島に迷い込んだ剣持を発見する。彼は、金田一と同じように島を探索していた最中、炭鉱夫と小競り合いになり、倉庫の中に監禁されたらしいのだ。

 剣持を救い出した金田一は頭の中を整理するために近くの森に逃げ込む。そのとき、島に来たときに美雪から渡された探偵バッジが鳴り始める。

 コナンたちは、夕闇の2日目の朝を迎えていた。

 夕闇島でのバカンスを心から楽しんでいた一行だったが……コナンだけは、漠然とした不安を感じていた。「この島で、何かが起きようとしている……」そんなコナンの横で、少年探偵団の面々が、何やら話をしている。「朝、隣の部屋で、誰か騒いでなかったか?」、「なんか、人の名前を呼んでいた気がしますね……」。

 民宿を出ようとすると、女将の立花早苗から声をかけられる。なんでも、コナンたちの隣に泊まっていた女の子の様子が変だったそうだ。彼女は青ざめた表情で、港に向かったらしい。

 早苗の言葉が気にかかり、港に向かうと……コナンたちは取り乱した様子の少女と出会う。彼女は、七瀬美雪であった。美雪から、金田一と剣持が神隠しに遭ったという話を聞き、コナンたちは金田一の捜索を約束する。

 そして、神隠しについて、詳しく聞くと……金田一の中学時代のクラスメイトで、現在はお土産屋で住み込みの店員として働いている鳥羽美佐の行方もわからないという。さらに、コナンたちは美雪が耳にした、気になる“噂”を聞く事になる。なんでも、最近の神隠し騒動は、炭鉱から財宝が見つかった25年前……その時に起きた“ある惨劇”に由来するらしいのだ。

 鳥羽美佐の件を聞き込むため、お土産屋を訪れるコナン一行。同じお土産屋で働く浜田涼子は、妹のような存在の美佐がいなくなり、憔悴し切っている。さらに、コナンたちは、神隠し騒動に関係しているという“25年前の惨劇”についての聞き込みを開始する。

 まずは、女将の早苗に聞き込みを行なう。彼女は“ある惨劇”こそ知らないものの、島にまつわる話を聞かせてくれた。彼女によると、夕闇島には町長の日沖竜一を始めとする5人の有力者たちがいるとの事。島のホテルや観光施設などを経営している彼らの影響力は強く、島を牛耳っていると言っていいそうだ。さらに、島民について詳しく知りたい場合は、小学校の用務員に聞くのがいいと教えてくれた。

 早苗から情報を得たコナンたちは、次に島を回りながら、聞き込みを行なう事にした。

 島の各所を回っている途中、早苗から聞いた町長、日沖竜一の邸宅前を通りかかる。大きな日本家屋で重厚な佇まい……。さすがは、島を牛耳っている有力者の邸宅といったところだ。しかし、それ以上の詳しい情報を得る事はできなかった。捜査は難航し、時間だけが過ぎていく。

 有力な情報が得られず、一旦戻った民宿で、コナンたちは早苗から、驚くべき知らせを聞かされる。彼女が言うには、灯台で死体が発見されたとの事。ただちに向かったコナンたちは、そこで、少女の死体を目撃する。

 殺されたのは……なんと、神隠しに遭い、姿を消していた鳥羽美佐であった。

 突然の殺人事件に、平和だった観光地は騒然となる。しかし、島には警察官が1人いた。これで安心……と思いきや、お世辞にも頼りがいのある人物とは言えない。さらに、驚きの事実が発覚する。島と外界とを繋ぐ電話線のケーブルが切断されているというのだ。警察官によると、昨日の雷の影響か、電話線ケーブルには、爆発して燃えたような痕が残っていたそうだ。しかも、この島は、携帯電話も通じない孤島。外部との連絡手段はない。明日、島にやって来るフェリーを待つしかないのだ。そこで、コナンたちは美佐殺害事件の謎を解き明かすべく、捜査に乗り出した。

■ 「対決編」移行について

 章中のキーワードを集めていくと、アイコン上で「?」になっていたボタンが“謎は全て解けた”と書かれたボタンに変化する。変化したボタンを発動させると、犯人名指し画面から「対決編」へ移行する。対決編では、集めたキーワードを使い犯人を追い詰めていくことになる。対決中に間違った解答をしてしまうと、ゲーム中に設定されたロジックポイントを失うことになってしまう。ロジックポイントが0になるとゲームオーバーとなる。

 また、選択肢に迷ったときは“ひらめきボタン”を押すことで、ロジックポイントを消費しヒントを得ることができるという。章の最後には探偵ランクが発表される。探偵ランクは、ロジックポイントの残量とキーワード取得率によって変化する。

(C)青山剛昌/小学館 週刊少年サンデー連載中

(C)天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや/講談社 週刊少年マガジン

(C)2009 NBGI

※画面は開発中のものです。

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