2009年01月30日(金) 14時32分
ソフトバンク、2年契約の新規向け新販売方式「スマート一括」(Impress Watch)
ソフトバンクモバイルは、新規契約で同社指定機種を購入し、同時に「2年契約」を申し込むと、携帯電話代金の一部を割り引きする「スマート一括」を開始した。
「スマート一括」は、端末価格のうち1万5750円をソフトバンクが補助するという制度。既に一部店舗・地域ではテストマーケティングとして、試験的に運用されていたが、30日からは全国で利用できるようになった。
利用できるのは、指定機種を新規契約で購入する際に、2年単位での継続利用を条件とする「2年契約」を同時に申し込む場合で、対応料金プランはホワイトプランのみ。既存契約の回線では利用できない。スタート時点での対象機種は、昨年11月1日に発売された「830P」となる。端末代金のうち3150円は、加入から3カ月後に請求されるが、クレジットカード払いであれば「クレジット割引」が適用され、3150円が無料になる。
たとえば2万円で販売されている機種を新規・2年契約で購入しようとすると、「スマート一括」を利用することで、端末価格は実質4250円に値引きされ、店頭で支払う金額は1100円になる。毎月の基本料決済手段がクレジットカード払いであれば、「クレジット割引」によって端末代金をそれ以上支払うことはないが、その他の支払い方法では3カ月後に3150円を追加で支払う、という流れになる。
契約から25カ月目には、申し出がない限り、2年契約は自動更新される。契約更新月以外の解約や、2年契約の解除を行ったり、ホワイトプラン以外のプランに変更したりすると、契約解除料9975円が発生する。
同社では、端末代金を一括・割賦で支払える「新スーパーボーナス」を提供しているが、スマート一括の導入背景については「ユーザーにとっては選択肢が増え、状況にあわせた購入が可能になる。利便性があがるのでは」としている。新スーパーボーナスでは、一括・割賦のどちらで購入しても割引サービス「月月割」が適用されるが、「スマート一括」では月月割は用意されていない。
利用できる店舗は、全国のソフトバンク端末取扱店。同社オンラインショップは非対応となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000016-imp-sci