2009年01月29日(木) 01時04分
<サケ>稚魚1万5千匹をお披露目 札幌(毎日新聞)
札幌市豊平川さけ科学館(同市南区)で、昨年11月中旬にふ化したサケの稚魚約1万5000匹が照明や陽光に銀色の体を輝かせている。サケの不漁の影響で例年より少なめの数でのお披露目となった。
4センチ程の小さな体にあるまだら模様は川を泳ぐときに見えにくくする保護色の役目を持ち、海へ出るとなくなるという。豊平川への放流が始まるのは、体長が5センチになる3月上旬。今は旅立ちの春を待ちわびるかのように元気よく水槽内を泳ぎ回っている。【尾籠章裕】
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