【ニューヨーク=池松洋】米航空機最大手ボーイングは28日、全従業員の約6%に当たる計1万人を削減する方針を明らかにした。
9日発表したばかりの約4500人削減のリストラ策に5500人を上乗せする。
ボーイングの2008年10〜12月期決算の純利益は5600万ドル(約50億円)の赤字に転落した。航空機の受注減に加えて、昨年秋の労働組合のストライキによる打撃も大きかった。
コーヒーチェーン大手のスターバックスも同日、世界で300店舗を閉鎖し、6700人を削減すると発表した。同期決算が、純利益が69・1%減の6430万ドルと大幅に減少するなど業績が低迷していることが要因だ。
これに関連して、スターバックスコーヒージャパンは「閉鎖は米スターバックス直営の店が対象で、フランチャイズ展開している日本国内の店は対象外」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090129-OYT1T00332.htm