2009年01月29日(木) 00時18分
09年成長率0・5%予測、IMFが大幅下方修正(読売新聞)
【ワシントン=岡田章裕】国際通貨基金(IMF)は28日、世界経済見通しを改定した。2009年の世界全体の成長率は、前回予測(昨年11月)の2・2%から0・5%と大幅に下方修正し、戦後最低になると予測した。
日本の成長率は前回予測のマイナス0・2%からマイナス2・6%と大幅に悪化し、米国のマイナス幅も1・6%と前回(マイナス0・7%)から拡大した。
先進国全体では、前回がマイナス0・3%と戦後初のマイナス成長を見込んだが、今回はマイナス2・0%とさらに悪化し、世界同時不況の一層の深刻化を予測。ユーロ圏のマイナス幅も2・0%と前回(マイナス0・5%)から拡大した。
雇用維持に「8%成長」が目標とされる中国は、前回の8・5%から6・7%に下方修正され、成長率は一段と鈍化する見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000000-yom-bus_all