天ぷらやおひたしとして人気の春の山菜「ウルイ」の収穫が、山形県遊佐(ゆざ)町のビニールハウスで最盛期を迎え、一足早い春の息吹を感じさせている。
ユリ科のウルイは、ほのかな苦みとヌルヌルした食感が特徴。町の生産量は年間約40トンで、全国有数だ。同町吹浦、農業石井秀行さん(59)のビニールハウスは、鮮やかな緑色の葉で埋まり、25センチ前後に育った茎の根元が次々にはさみで切り取られていた。
「生育は順調で、昨年よりできがいい」と石井さん。収穫は5月まで続く。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090116-754442/news/20090129-OYT1T00486.htm