KDDIは1月29日、KDDIの製品発表会にて高速にデータを転送できる近接無線転送技術「TransferJet(トランスファージェット)」を実演公開した。
TransferJetは、ソニーが開発した通信技術。機器同士を直接かざすだけで、3cmの通信距離で最大300Mbps以上の高速データ転送が可能だ。
これにより、デジタルカメラやHDビデオカメラを直接端末にかざして静止画や映像ファイルなどを画面に映し出したり、携帯電話をAV機器やPCにかざして音楽や映像ファイルを転送したりできる。
会場では、4Mバイトの音楽を2秒程度でダウンロードする楽曲販売や映像をダウンロードできるデモなどを公開していた。具体的なサービス内容や運用開始の時期は明らかにされていない。(CNET Japan)
関連記事 “かざす”だけで大容量データが転送可能--ソニーの新技術「TransferJet」 - 2008/01/07 19:48:01