千葉市は29日、千葉工業大(千葉県習志野市、学生約9600人)の学生寮「千種寮」(千葉市花見川区)で79人の男子学生がノロウイルスに感染し、下痢や吐き気などの食中毒症状を発症したと発表した。入院患者はなく、いずれも快方に向かっているが、寮生全員の感染の有無を確認中。
同大は29日から寮生約290人の通学を禁止し、30日は大学を休校にする。31日から始まる入学試験は予定通り行うという。
千葉市によると、26日に同市内の病院から「食中毒の症状のある寮生約50人を診察した」と連絡が入り、市の検査で学生らからノロウイルスが見つかった。
患者がいずれも寮で食事をしていたため、市は寮内の給食施設で調理された食事が原因と判断し、29日から3日間、施設の使用を禁止した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090129-OHT1T00240.htm