記事登録
2009年01月28日(水) 01時08分

ロビイストの影響排除へ=公的資金投入見直しに着手−米財務長官時事通信

 【ワシントン27日時事】ガイトナー米財務長官は27日、金融安定化法に基づく公的資金注入の手続きで、特定の業界団体の利益代表者であるロビイストらの影響を排除する指針を定めた。26日の就任後、初仕事となり、オバマ政権が約束した同法運用見直しの第1弾となる。
 具体的には、金融機関の注入申請に関係してロビイストと接触することを制限。注入対象の金融機関を選定するに当たり「政治的影響」も排除するとともに、手続きの透明性確保を約束した。オバマ大統領が打ち出した、ロビイスト規制強化に沿った措置。 

【関連ニュース】
Changeの行方 特集・オバマ政権
〔写真ニュース〕ブッシュ時代の「清算」着々=米国
〔写真ニュース〕ガイトナー財務長官が就任=米上院
〔写真特集〕第44代大統領 バラク・オバマ氏
〔用語解説〕「米金融安定化法」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000011-jij-int