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2009年01月28日(水) 00時00分

養殖車エビ原料に化粧品3種中国新聞

 車エビ養殖の瀬戸内海水産開発(山口市)は、車エビが原料の化粧品を開発した。洗顔せっけん、化粧水、クリームの3種類で4月以降の発売を目指す。エビ原料の化粧品は珍しい、という。

 車エビを丸ごと乾燥して粉末にし、抽出したエキスが原料。エビの赤い色素アスタキサンチンは、肌の若々しさや白さを保つ効果を期待できるという。色素から製品はオレンジ色で、においは製造過程で消える。

 潤いを保つとされるコラーゲンやコエンザイムQ10も配合。試供品は「さらっとした肌触り」と好評だ。2月3—6日に東京である見本市にも出し、3月末まで改良する。いずれも単価2000—2500円にする考えだが、容量などは未定。販売は委託先を募る。

【写真説明】瓶入りはクリーム(手前左)と化粧水の試供品。後ろは左からクリーム、せっけん、化粧水のパッケージ

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901280038.html