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2009年01月28日(水) 01時25分

6カ国協議は「不可欠」=中国とは包括的対話−米国務長官時事通信

 【ワシントン27日時事】クリントン米国務長官は27日、記者団に対し、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議について、「不可欠だ」と述べ、引き続き6カ国協議に積極関与していく姿勢を示した。AFP通信などが伝えた。
 クリントン長官が就任後、対北朝鮮政策に関する見解を示したのは初めて。
 同長官はオバマ政権発足前の13日に開かれた外交委員会の公聴会で、北朝鮮の核計画放棄に向けた「精力的な取り組み」を約束。6カ国協議に関し、「北朝鮮に圧力を掛ける手段になっている」と評価していた。
 一方、同長官は中国との関係に関して「包括的対話」を求めると強調。ブッシュ前政権は経済問題に重きを置きすぎたとの見方を示した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000013-jij-int