2009年01月28日(水) 00時49分
<分限免職>元教諭への処分取り消し命じる判決 岡山地裁(毎日新聞)
指導力不足を理由とした岡山県教委の分限免職処分は違法として、岡山市立中学校の元男性教員(50)が県を相手取り、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が27日、岡山地裁であった。近下秀明裁判長は「県教委は処分前に配置換えを検討するなどの配慮を欠いた」などと述べ、県に処分の取り消しを命じた。
判決によると、元教員は81年4月に理科教員に採用されたが、県教委は06年4月、「教員としての資質に欠ける」などとして分限免職処分とした。弁論で県教委は、試験作成能力が不十分▽実験中に線香の火で生徒の服に穴があくなど危険な状況で授業を行った−−などを挙げていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000003-mai-soci