2009年01月28日(水) 00時38分
「大阪ミュージアム」登録物971件を公表(産経新聞)
■「HERO」ロケに使われた府庁本館も
大阪府内を博物館に見立てての名品や名所などの魅力をPRする「大阪ミュージアム」について、府は27日、府民や市町村から寄せられた登録物971件を公表した。大阪府の橋下徹知事肝いりのプロジェクト。知事推薦の千早赤阪村の棚田のほか、映画「ブラックレイン」や「HERO」のロケに使われ、現役の都道府県庁舎としては最古の府庁本館(大正15年完成)も盛り込まれた。
登録物は府民からの公募により決定。建物・まちなみ464件▽みどり・自然191件▽食・生活100件▽芸能・娯楽28件▽祭り・イベント173件▽その他58件が選ばれた。
府は登録に合わせて、ホームページを一新し、登録物をジャンルごとに紹介。一部の展示品の動画がみられるほか、橋下知事のメッセージやクイズコーナーも設けた。
府は、登録物の中から“大阪の顔”としてふさわしいものを2月末まで一般投票してもらう。寄せられた意見に基づき、外部有識者の委員が各ジャンルから10点程度、計約60点を「ベストセレクション」として選定し、3月に発表する。
橋下知事は「大阪ミュージアムは、市販されている観光本よりもおもしろい」と自画自賛。「まじめに選定すると行政っぽさが出る。僕はくだらないものを選びたい」と選定に意欲を見せた。
府大阪ミュージアム構想推進チームは今後、複数の展示品を盛り込んだ観光ルートを設定し、提案したいとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000503-san-soci