米ロサンゼルス近郊ウィルミントンで27日、勤務先の病院を解雇された技術者の男が自宅で5人の子供と妻を拳銃で射殺した後、自らも命を絶つという無理心中事件があった。
米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、この男は事前に地元テレビ局にファクスを送り、上司から「君はここへ働きに来るべきではなかった。頭を撃って死ねばよかったのだ」と言われ、その後、解雇通告を受けたと明かしているという。
子供は8歳の女児、5歳の双子の女児、2歳の双子の男児。遺体はいずれも家の中で見つかった。ロス市警の捜査官は「不況でもほかに手があったはず。こんな事件は初めてだ」と話している。(時事)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090128-OYT1T00548.htm