2009年01月28日(水) 00時16分
6カ国協議に「満足せず」=北に核生産能力排除促す−米国防長官(時事通信)
【ワシントン27日時事】ゲーツ米国防長官は27日の上院軍事委員会で、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の成果について、「いくらか前進したものの、これまでの結果に完全に満足している者はいない」との厳しい見方を示す文書を提出した。今後の協議の中で、北朝鮮に対し、ウラン濃縮とプルトニウム生産能力の排除をさらに求める必要性を強調した。
ゲーツ長官はこのほか、文書の中で北朝鮮が複数の核爆弾を製造するのに十分なプルトニウムを生産したと明らかにした。
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