2009年01月28日(水) 11時50分
3Dスキャンと3DCGソフトで、精密な大型LEGO像になったマリオ(WIRED VISION)
これは、私の中のギーク心に実に訴えかける、『LEGO』化のワークフローだ。
Keith Brogan氏はまず米NextEngine社の3Dスキャナを使い、マリオの人形をデジタルデータ化した。
次に、得られたメッシュ(格子)を、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)作成ソフトウェア『modo』に読み込ませた。さらに、新しいレイヤーを作り、そこにマリオのワイアーフレームの形に大きさなどが近い、LEGOブロックで構成される単純な立体を再現した。
それから同氏は、modoのツールを使い、この立体とマリオのワイアーフレームが交差する場所を決定していった。そしてついに、スキャンされた人形が、ブロックで再現された「スキン」を手にすることができた。その後、彼はブロック組み立てレースへ挑んでいったのだった。
このLEGO化の全工程は、米Luxology社のコミュニティフォーラムで見ることができる。
[modoは、米Luxology社が開発したソフト。Pixarなどの主要なCG製作スタジオでも採用されている。日本では、有限会社マーズが代理店として日本語版のローカライズと発売をしている。
制作されたマリオ像は高さ75センチ。構造的に強くなるよう、オリジナルと比べて、腕の位置を体に近づけているという。米Luxology社のコミュニティフォーラムでは、ほかにもさまざまな作品が投稿されている]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000000-wvn-sci