強盗傷害容疑で元ボクサーを再逮捕（スポーツ報知）

2009年01月28日(水) 13時34分

　神奈川県小田原市の民家で昨年１１月、元プロボクサーが夫婦を死傷させて現金を奪ったとされる事件で、神奈川県警は２８日、別の強盗傷害容疑で住所不定、無職渡辺裕一郎容疑者（５７）＝強盗致死罪で起訴＝を再逮捕した。

　調べでは、渡辺容疑者は昨年１１月１１日、同市十字の無職男性（８４）方に押し入り、入浴中の男性に「金を出せ」と脅し、顔などを殴って現金約１３万円を奪って逃げた疑い。

　渡辺容疑者は同日、競輪で負け所持金が３００円になっていたという。調べに「大きな家を狙った。金はギャンブルで使った」などと供述。２日後に強盗致死事件を起こしたとして起訴された。

　日本ボクシングコミッションによると、渡辺容疑者は１９７４年にプロデビュー。最高ランキングは日本１位で、通算成績は１８戦１１勝７敗。