＜在沖縄米海兵隊＞グアム移転協定の承認案、今国会提出へ（毎日新聞）

2009年01月27日(火) 18時34分

　外務省は２７日、在沖縄米海兵隊のグアム移転協定の承認案を今国会に提出する方針を決めた。在日米軍再編に伴う在沖縄海兵隊とその家族の移転費など日本政府の財政支出を２８億ドル（約２５１６億円）を上限にすることや目的外支出の禁止を盛り込む。２月上旬にも米政府と移転協定に署名し、早期の国会提出を目指す。

　日米両政府は０６年５月、米海兵隊のグアム移転を１４年までに完了することで合意。移転事業が０９年度に本格化するのをにらみ、外務省は予算の適切な使用や目的外使用の禁止などを米政府に課すことにした。このほか政府はクラスター爆弾に関する条約などの承認案を今国会に提出する方針だ。【大谷麻由美】

【関連ニュース】
中曽根外相：クリントン米国務長官と電話協議　発足後初
オバマ新政権：「同盟強化」首相は抽象論
オバマ新政権：民主、働き掛け強化　２月にも訪米団
民主党：２月にも訪米団　オバマ新政権と人脈作り
仲井真沖縄県知事：訪米、普天間飛行場移設問題など協議