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2009年01月27日(火) 02時58分

<ふぐ中毒?>客7人搬送、2人は重体…山形・鶴岡の飲食店毎日新聞

 26日午後8時35分ごろ、山形県鶴岡市大西町の飲食店「鮮魚料理 きぶんや」(相沢巌店長)で、ふぐ料理を食べた客8人のうち7人が体のしびれなどを訴え、市内の病院に運ばれた。

 県警鶴岡署によると、ともに同市に住む無職の男性(68)が意識不明の重体、公民館事務局長の男性(55)は瞳孔が散大し、意識が混濁している。残る61〜69歳の男性5人も病院で治療を受けている。相沢店長(65)は「ふぐ調理師免許を持っていない」と話しており、同署はふぐ毒「テトロドトキシン」による食中毒事件の可能性が高いとみて、業務上過失傷害と食品衛生法違反の疑いで調べている。

 同署によると、8人は午後7時ごろ店に入り、ふぐの刺し身や白子などを食べた。同8時5分ごろ、しびれを訴え、消防に通報した。【細田元彰】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000020-mai-soci