2009年01月27日(火) 02時41分
森会長に続投要請へ=特例で定年延長か−日体協(時事通信)
日本体育協会が今春の役員改選に向けて、森喜朗会長(71)に続投を要請する方針であることが26日分かった。同日、会長選考委員会の2度目の会合が東京都内で開かれ、関係者が「続投への要望は強い。(森会長以外の)別の候補を立てるところまではいかないのではないか」などと語った。今後、選考委は日体協OBらの意見も吸い上げた上で、正式に続投を要請する見通し。
日体協の規則では「就任時70歳未満」が役員選任の条件。しかし、2011年の創立100周年記念事業や16年五輪の東京招致、各競技団体事務局がある岸記念体育会館の建て替えといったスポーツ界の重要案件があり、政財界に太いパイプを持つ森元首相への期待は根強い。70歳定年制を特例として適用しなかった例もある。
日体協副会長でもある選考委の佐治信忠委員長は「もう一度選考委を開き、3月には結論を出したい」と話した。会長は3月25日の評議員会、理事会で正式に決まる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000019-jij-spo