二十六日午後一時四十分ごろ、大阪市港区波除二丁目の居酒屋「
港署は自動車運転過失傷害の現行犯で、乗用車を運転していた近くの無職
調べでは、津田容疑者の乗用車は左足で操作できるよう、アクセルとブレーキのペダルの位置が通常と逆だった。
店から市道を隔てて向かいにある自宅の車庫を出て左折し、そのまま店に突っ込んだ。すぐにバックし、車庫前の歩道で江口さんをはねた後、再び前進。店の前に止まっていたワゴン車に追突して止まった。
当時、店内では田宮さんら客三人がカウンター席に座っていたほか、男性店長がいた。
津田容疑者はこの乗用車を二〇〇七年十月ごろから使用。この日は身体障害者用の駐車禁止除外指定車の標章を更新するため、港署に行く予定だった。同標章は〇二年に最初に取得したという。
近くに住む女性(48)は「津田容疑者は普段から車の出し入れに手間取っている様子だった」と話していた。
現場はJR大阪環状線弁天町駅近くの住宅地。店は夜間のほか昼食時にも営業していた。
【写真説明】乗用車が突っ込んだ飲食店の入り口付近=26日午後6時17分、大阪市港区