茨城県は二十六日、同県古河市の精神科病院「小柳こやなぎ病院」(大垣悠子おおがき・ゆうこ院長)で、入院患者十五人と職員三人がインフルエンザに集団感染し、うち六十代の男性患者が死亡したと発表した。
県によると、二十日に患者一人が初めて症状を訴えた。死亡した男性は二十二日に発症し、二十五日に肺炎で死亡した。二十六日にも三人が発症しているため、県は病院側に感染の拡大防止に努めるよう求めている。
十八人は全員インフルエンザA型に感染しており、うち死亡した男性を含む十一人はワクチンの予防接種を受けていた。
病院には患者三百七十一人が入院、二百十七人の職員が勤務していた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200901270091.html