福山市神辺町の川南土地区画整理事業で地権者が25日、事業の実現を目指す「川南土地区画整理事業を推進する会」を発足させた。30年以上計画が宙に浮く中、計画推進へ向けた組織ができるのは初めて。
同町の神辺公民館であった発足式には、地権者や市議ら47人が出席した。竹内恵会長が「合併特例債が活用できる最後のチャンス。住みよい地域にしていきましょう」とあいさつ。行政とのやりとりなどの情報の提供▽事業理解のための勉強会の開催▽地権者へ同意を求める戸別訪問—など今後の活動予定を説明した。
【写真説明】発足式で地権者へあいさつする竹内会長(左端)