「文化財防火デー」の26日、世界遺産の厳島神社(廿日市市宮島町)で防火訓練があった。宮島消防署員や神社職員、地元の消防団員の約100人が、本番さながらに消火訓練などに取り組んだ。国の重要文化財である能舞台から出火したとの想定。神社の自衛消防隊が文化財に見立てた箱を安全な場所に持ち出し、消防団員たちは参拝客を避難誘導。最後に国宝・平舞台などから海上に向かって一斉放水した。
【写真説明】厳島神社の国宝・平舞台から放水訓練をする消防団員
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901270032.html