JR東海の葛西敬之会長が26日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開かれた環境会議にパネリストとして出席、同州が進める高速鉄道建設計画に関し、日本の新幹線が採用された場合の地球環境への貢献や安全面などでの優位性をアピールした。
「脱車社会」を目指すカリフォルニア州は、州の南北を縦断する全長約1300キロの高速鉄道を2030年までに開通させる計画を推進。高速鉄道TGVを擁するフランスなどが積極的に売り込んでいるとされる。
葛西氏は記者会見で「フランスなどと肩を並べる程度の情報提供をしていこうというのが狙いだ」と述べた。(共同)
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